潤うからだ 作者:植物療法士 森田敦子
こんにちは、スージーです。
全身脱毛を考えていたときに、この本の存在を知りました。
今までデリケートゾーンのケアなど皆無でしたが、この本を読んで少し意識が変わりました。
デリケートゾーンのお手入れ
①洗浄
お湯で流しただけでは清潔に保ちきれているとはいえません。
だからといって、通常の石鹸やボディーソープでは洗浄力が強すぎて、必要な菌まで洗い流してしまいます。
また、洗いすぎは乾燥の原因にもなるので、デリケートゾーン専用の刺激の少ないソープを使うことが必要です。
その時は手で優しく洗うことが基本になります。
②保湿
お風呂から上がったら、からだを拭く前にローションやクリームを使って、デリケートゾーンを保湿しましょう。
なぜなら最も乾燥しやすい場所だから。
使うのはデリケートゾーン専用の保湿アイテムです。
③オイルマッサージ
保湿を合わせて取り入れてほしいのがオイルマッサージ。
外と内をオイルマッサージをすることで保湿効果が得られると同時に、血行促進・粘膜を修復することができます。
デリケートゾーンに弾力やハリが生まれ、柔らかくすることに繋がります。
親和性の高いオイルは、アプリコット・マンゴー・アーモンド・マカダミアナッツといった種子からとれるオイルです。
④トレーニング
「骨盤低筋群」とは、子宮や膀胱を支えるのにとても重要な筋肉です。
この筋肉を鍛えることにより、尿漏れや子宮脱どいった病気を予防することができます。
合わせて仙骨を温めることにより、骨盤低筋群を整えやすくなります。
デリケートゾーンに使う商品は、なるべく化学成分が含まれていない、ナチュラルオーガニックの製品を使用したほうが安全です。
感想
本書には「日本の女性はデリケートゾーンについて無関心であったり、お手入れに無頓着な人が多い」と書かれています。
きちんとされている方は気分を悪くされると思いますが、私はまさに「無頓着な人」に入ります。
デリケートゾーンをじっくり観察もしたことがなければ、石鹸でパパっと適度に洗って済ましてしまっていました。
この本を読んで、自分の将来のためにもお手入れすることは大事なことだと思いました。
女性性性についてのことも書かれています。
今までそんなこと考えたこともなかった、という方には入門書として一読されることをおススメします。